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強固な財務基盤のなかで、新規事業に挑戦できる「ワクワク感」。40代で闘志を燃やす挑戦

📝  What's 「ギークプラス」
自律走行運搬ロボット(AMR)で世界シェア首位のユニコーン企業。日本法人はCEO加藤と北京ギークプラステクノロジーカンパニーとのジョイントベンチャーとして2017年に発足しました。提供製品はトヨタやアスクルなどの大手企業に導入され、無人搬送車(AGV)市場では国内トップシェアの物流テック企業です。

ギークプラスは、日本や世界の物流の常識を変えるべく、ロボット販売にくわえ、次世代ロボティクス技術を活用した新たな物流スタンダードの創出に取り組んでいます。

今回紹介するのは、2024年10月に入社し、倉庫のクラウド化を行うnest(ネスト)というサービスの開発マネジメントやお客さまとのプロジェクト推進など、幅広い分野を担当する松岡。

今回は、松岡がなぜギークプラスを選んだのか、子どもがいる中での勤務環境をどのように感じているのか、今後どういった挑戦をしていきたいかを聞きました。


事業の成長性や挑戦できる環境がある「ワクワク感」を求めてスタートアップへ

―― これまでのキャリアについて教えてください。

私のキャリアのスタートは、職業訓練校から始まりました。それまで、大学は卒業していなかったので、コールセンターでずっとバイトをしていたんです。そろそろちゃんと仕事に就こうと思ったとき、訓練校の存在を知り半年間ITを勉強しました。

卒業後は日立のグループ会社を紹介してもらい、SIerなどを9年経験しました。
その後、新しい挑戦をしたくてパーソルキャリアに転職。dodaダイレクトスカウトに携わっていました。新規事業として立ち上がったタイミングだったのでシステムの構築やデザインの刷新、アプリの開発など、幅広い業務のマネジメントを8年間担当していました。

ーー そのなかで、なぜ転職を考えたのですか。

私の性格上、8年周期で「やりきった」と感じがちみたいで(笑)50代以降のキャリアを考えたときに、40代に入った今のタイミングで新たな挑戦をしておきたいと感じるようになり、転職先を探し始めました。

ーー 転職先を選ぶうえで、どのようなことを重視していましたか。

これまでの経験から3つを意識しました。1つ目は、裁量があって色々なことに挑戦できる。二つ目はよりビジネスに直結するような「ワクワク感」のある仕事。そして最後に、社会貢献性も高い仕事を探していました。前職と同じような大きな企業だと、似たような経験しかできないのではと感じたので、スタートアップで色々と見ていましたね。

ーー なぜギークプラスを選んだのでしょうか。

転職の軸だった「ワクワク感」を一番感じられたからです。

さまざまな企業と面談しましたが、開発体制が整っていてその統括役を求めていたり、事業の方向性が固まりきっているところがほとんどでした。そんな時に出会ったのがギークプラスでした。ギークプラスは自己資本で堅実な経営を行い、事業も順調に成長しています。そのなかで、さらなる成長のためのセキュリティ強化や新サービスの開発を積極的に進めている姿勢に魅力を感じ、良い意味で先が想像できなかったんです。

また、物流業界自体、まだまだ成長の余地があると感じています。「必要な物を必要としている人に届ける」という社会的意義のある業界で、インパクトを生み出せると強く感じました。

ーー ギークプラスで働いている方の印象はいかがでしたか。

「この人たちと働いてみたい」と強く感じるようなユニークな人材が集まっています。全体的に良い人が多く、嫌なコミュニケーションを取る人がいないですね。

特に印象に残っているのは、現在同じチームで働いている中川とCEOの加藤です。中川は物流業界が長く、失敗を重ねながらもさまざまなチャレンジをしてきた人です。一貫して物流に携わってきたなかで、物流業界のさまざまな課題を解決したいという思いを持っており、それに強く共感しました。

中川のnote記事はこちら

CEOの加藤さんとも面談しましたが、圧倒的におもしろい経営者だと思いましたね。経営者として素晴らしいビジネスセンスや業界知識を持ちながらも、自分に足りない部分をきちんと認識しています。そして、それを隠そうとせず、フォローしあえる関係を求めている。
海外経験があるからか対応がフランクで良いなと思いました。

「ラストワンマイル」の配送実現で、多くの方に喜ばれる事業に携われる


ーー 松岡さんにとって、物流業界のおもしろさは何ですか。

前職は人材業界だったので「人」の動きでしたが、物理的に「物」が動いて、それが誰かのもとに届いて喜んでもらえるのがうれしいですし、おもしろいですね。

ーー 逆に物流業界やギークプラスの課題だと感じる部分はどこですか。

物流業界の課題としては、人手不足や効率化の遅れだと感じています。その影響で、「あした物が届かない世界が来る」とまでいわれています。すでに私たちは注文したものが翌日に届くという生活に慣れていますね。注文されたものを倉庫から輸送しても、「ラストワンマイル」で注文者に届かなかったら意味がありません。そうした「当たり前にものが届く世界」をきちんと維持し続けられるようにすることが使命だと感じています。

ギークプラスの課題は、SaaS事業の成長や実現するための組織作りを、これからしっかりと行っていかなくてはならない点だと感じます。
今担当しているnestというサービス。これは、世界や日本のさまざまな場所にある物理的な倉庫をクラウド上で一つの倉庫として管理することを目指しています。このサービスは短期的な成長を目指して「3年間で売り上げを10倍に」というよりは、人材不足や物流業務の生産性向上の課題解決も含めて、長期的な目線で育てていくものです。実現するために、組織作りも含め、腰を据えて取り組んでいかなくてはと考えています。

リモートと出社のハイブリッドな環境で、子どもがいるなかでも柔軟に働けるのが魅力

ーー 松岡さんには3人のお子さんがいらっしゃると聞きました。お子さんがいるなかでのスタートアップ転職に不安はありませんでしたか。

特に不安は感じませんでしたね。自己資本で企業運営ができており、きちんと収益もあるため、スタートアップにしては財務基盤が整っている印象が強かったからです。また、物流ロボットで国内トップシェアであるという点からも、すぐに倒れてしまうような会社ではないと感じたのも大きかったですね。

ーー 働き方に関してはどのように感じていらっしゃいますか。

かなり柔軟に働けていると感じます。例えば、子どもを保育園に送ってからリモートで勤務したり、子どもの体調不良で急遽リモートワークに切り替えるといったこともできています。

ーー 出社とリモートワークを組み合わせた働き方がうまくいっている理由は何だと思いますか。

ギークプラスは日本各地に拠点があるので、リモートでのコミュニケーションの基礎ができているのが大きいのではないでしょうか。オンラインでの会議やSlackでのチャットコミュニケーションに慣れている人が多いので、業務を進める上で苦労したことはありませんね。

ーー そうした柔軟な働き方は、入社の決め手にもなっていますか。

明らかに大きな決め手になっています。もし9時~18時でフル出社だったら、入社するのは難しかったかもしれません(笑)

私自身は対面でのコミュニケーションも大事にしているため、できる限り出社を心がけていますが、子どもの体調不良などで、リモートで勤務せざるを得ないこともあります。そうした時に、リモートでも出社でも勤務できる環境が用意されていることはありがたかったです。

長期的な視点を持ちながら、幅広い業務を楽しめる方と働いてみたい

ーー 今後一緒に働いてみたい方の人物像はありますか。

自分の範囲を決めず、さまざまな業務を楽しめる人と働けたらうれしいです。次の時代の物流を作っていくためには、まずはやってみないとわからないと感じています。例えば、私が今担当しているnestというSaaS事業も、5年後には全く違う形に変わっているという可能性もゼロではありません。そのため、ギークプラスのビジョンやビジョンに共感してくださり、その時々で最適だと感じることを一緒にやっていこうと思っていただける方と一緒に働けるとうれしいです。

スキルの面でいうと、エンジニアリングやプロジェクトマネジメント、情報システム全体がリードできる方がいたらありがたいです。私たちのチームは多くのSIerさんや業務委託の方々とやり取りすることがありますが、外部の方を含めたチームをまとめていっていただきたいなと思っています。

ーー 今後どのようなことに挑戦していきたいかを教えてください。

今担当しているSaaSビジネスをきちんと拡大していくことに注力していきたいです。それと並行して、社内ITの高度化を行っていきたいですね。IT監査や個人情報の取り扱いは、何か問題が起こってからでは遅く、場合によっては会社の信頼が大きく損なわれてしまいます。そうした整備はきちんと行っていきたいと考えています。

ーー 最後に、ギークプラスに興味を持ってくださった方にメッセージをお願いします。

ここまで財務基盤が安定していて、長期的な目線で事業に携われるスタートアップはなかなかないですし、社会貢献性という意味でもやりがいがある仕事だと思います。そうしたところに魅力を感じてくださる方がいらっしゃれば、ぜひ一緒に働けるとうれしいです。


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