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機械設計エンジニアが事業開発に挑戦。ギークプラスで実現したいこと
📝 What's 「ギークプラス」
自律走行運搬ロボット(AMR)で世界シェア首位のユニコーン企業です。日本法人はCEO加藤とのジョイントベンチャーとして2017年に発足しました。トヨタ、アスクルなどの大手企業に導入され、無人搬送車(AGV)市場では国内トップシェアの物流テック企業です。
ギークプラスは、日本そして世界の物流の常識を変えるべく、ロボット販売にくわえ、次世代ロボティクス技術を活用した新たな物流スタンダードの創出に取り組んでいます。
2024年10月に入社し、事業開発の担当として新しいロボットの調査やロボットの運用提案を行っている悦喜。
今回は、これまで機械設計エンジニアとしてのキャリアを積んできた悦喜が、なぜ開発ではなく事業開発に挑戦したのか、ギークプラスのどこに魅力を感じたのかについて聞きました。
“長期的な視点で事業に携われる”と感じてギークプラスに入社
ーー これまでのキャリアについて教えてください。
新卒で入社した会社ではメカエンジニアとして、業務用プリンターの紙搬送部分の試作から量産まで携わりました。プリンターの基本的な構造はほぼ決まっており、実績ベースでの設計となるため、だんだんと新しいことがしたい、という思いが募っていきました。
そんな矢先に人材紹介会社でものづくり業界専任の部署を立ち上げると聞き、経験を活かしつつ、新しい挑戦ができるのではないかと思い転職。
転職エージェントとして、求職者のヒアリングから内定後のサポートまで一通りの業務を行っていました。
しかし、新型コロナウイルスの流行により専門的な求人が減少した影響で、
元エンジニアとしての強みが活かしづらい状況になりました。キャリアを模索していたところ知人から物流ロボットの会社の設計ポジションの紹介があり、これから発展が見込める業界で、またエンジニアに戻るなんてまたとない機会だな、と思い転職に至りました。
そこではメカエンジニアとしてAGVやAGFの設計を担当し、自動フォークのパレット認識機能や無人搬送車の専用台車や牽引装置、SLAM機能開発などに携わりました。
ーー そのなかで、ギークプラスへの転職を考えた理由について教えてください。
前職はギークプラスのいわゆる同業他社でした。複数の新規製品開発に携われるのはよかったのですが、製品によっては物珍しさや新規性だけで買ってもらい、だんだんと使われなくなっていったりすることもしばしばあり、もどかしい思いをすることが多かったです。
転職を考えた際には、長期的な視点で事業やプロダクトに携われることと、
物流ロボットには継続して関わりたい思いがあったので関連する企業を探していたところ、ギークプラスに辿りつきました。
ーー 面談などでギークプラスの社員と接してみて、事業に対しての印象は変わりましたか。
買ってもらって終わり、ではなく購入後のサポート体制もしっかりしており
お客様と長期的な関係を築こうとしている点も好印象でした。これまでの経験では、短期的な利益や成長を目指したことで、無理な開発や営業をせざるを得なくなり、その結果、お客さまとの間に問題が起きてしまったこともありました。ギークプラスではそういった事象が起きづらいのではと感じました。
知識や経験が狭まる危機感から、機械設計エンジニアから事業開発担当へ転身
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ーー ギークプラスではどのような業務を行っていますか。
ギークプラスでは事業開発を担当しています。ロボットの運用に関する提案や技術的な検証、新しい物流ロボットのリサーチなどを行っています。
ーー もともと機械設計エンジニアをされていましたが、開発に携わるのではなく、あえて事業開発を選んだのには何か理由があるのでしょうか。
実際転職するときは、設計職だけでなく技術的知見を活かせる職種でも探していました。
ただ、メカ設計を今後も続けた場合、ある程度今後取り組む業務が予想できてしまうことを鑑みるとメカエンジニアとしての知識を活かしつつ事業開発に携わった方がビジネスマンとしての視野が広がるだろうと思いましたし、機器の開発よりも物流や製造現場をドラスティックに変えられるのではと。
また、数年後に自分のキャリアを振り返ってみたときにどちらがおもしろいかを考えたら、事業開発だと強く感じました。
ーー 今はどのようなチーム体制で働いているのでしょうか。
事業開発の部署は10月にできたばかりなので、上司と私の2人だけです。
上司はこれまでエレキエンジニアとして装置などの開発を行ってきた人で、
私はメカの人間なので、専門分野が違うという意味ではバランスが取れていると思います。
ーー 入社されて間もないですが、どのようなところにやりがいを感じますか。
やはり新しい物流ロボットに関われるとなるとワクワクするのはもちろん、
これまで物流ロボットを扱っていなかったお客さまへの導入が決まると
客先と物流両方の発展に寄与したといえることもあり、やりがいを感じます。
ーー これまでの業務で、何か印象に残っているものはありますか。
初めての中国出張が印象に残っています。1週間の滞在で北京、杭州、南京、上海の4都市を回り、ギークプラスの開発現場や工場の視察をしました。
また、上海では物流機器の展示会にも参加してきました。日本よりもはるかに多くの種類のロボットが展示されていて、物流ロボットはまだまだ伸びしろがあるなと実感しましたね。
ーー 中国に対する印象はいかがでしょうか。
日本よりも圧倒的に開発スピードが速く、リソースが多い印象が強いです。
今回の視察で感じましたが、実用性や需要に関わらずアイデア先行で様々な製品が開発されており、その中で有用な製品が出てくる可能性もあり脅威になり得ると思います。
新たな製品の発掘で物流の生産性を上げ、ギークプラスを“物流ロボットのパイオニア”にしたい
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ーー 今後一緒に働いてみたいと感じる人物像を教えてください。
物流ロボットの活用には必要とされる知見が幅広いと感じています。
新しいことに取り組んだり、自身がもっていない情報を取りにいくのが苦じゃない方が向いているのではないかと思っています。
また、ギークプラスはシステムや組織自体も良くしていこうとしている最中であるので、そうした変化を前向きにとらえられる方と一緒に働いてみたいです。
今後も製品やサービスを積極的に拡大していこうとしているので、会社としての成長を一緒に楽しんでいけるとうれしいですね。
ーー 今後どんなことに挑戦していきたいですか。
中国の製品はもちろん、日本にも多くのユニークな物流ロボットがあると感じているので、事業開発担当として、さまざまな製品を発掘して、物流現場の生産性向上に寄与していきたいですね。そうした活動を通じて、ギークプラスが物流ロボットのパイオニアであると多くの人に知っていただけるように頑張りたいですし、もっとロボットに関する知識をつけて「物流ロボットといったら悦喜」と思っていただけるようになりたいです。
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💡ビジネス動画メディア「PIVOT」に当社代表の加藤が出演
物流の未来やギークプラスの挑戦について語っていますので、ぜひご覧ください。